小説 Part2
こんにちは~☀☂☁
本日のテーマは「小説 part2」ということで、就活生におすすめの小説をご紹介いたします!前回投稿しました「小説 part1」は見ていただけましたでしょうか?読書の良さについてお話していますので、まだの方はぜひそちらからチェックしてみてくださいね(*^^)v
ではまずなぜ小説を読むことが良いのか。。。
マーケティングの第一人者・ルディー和子氏によると、小説を読んでいるときの脳は現実の出来事に対するときとほぼ同じ働き方をしているのだそうです。つまり、脳は、小説で読んだ出来事と現実での経験を、ほとんど区別せずに処理しているということです。ですので、小説は現実世界で起こりうる出来事をシミュレーションするのに役立つといえます。また、小説ではその小説にしかいない登場人物がいます。自分自身とは異なった視点を持って行動している登場人物を見ることで、自身の思考の幅も広がるのではないでしょうか。
小説の中にはがっつりと就職活動を題材にした作品もありますが、今回はあえて就活小説以外のものもあわせて紹介していきます!ぜひ参考にしてみてください。

『手紙屋~僕の就職活動を変えた十通の手紙~』著:喜多川泰
主人公は、就職活動に出遅れ、将来に思い悩む大学4年生の僕。タイトルにもある通り、この小説では「手紙」がキーポイントになっています。そして、手紙屋という謎めいたサービスが登場するのも特徴です。働くことの意味や真の成功について主人公の青年と共に見つめなおすことができるでしょう。
『手紙』著:東野圭吾
主人公は、強盗殺人の罪で服役中である剛志の弟・直貴。主人公が進学、恋愛、就職と、幸せをつかもうとするたびに、「強盗殺人犯の弟」という周りからの差別を受ける運命が立ちはだかる苛酷な現実が描かれています。悲しいことですが、就活をしていると、男女差別や学歴差別、職業差別など、さまざまな差別を経験することがあるかもしれません。人の絆とは何か。いつか罪は償えるのだろうか。犯罪加害者の家族を真正面から描き切り、感動を呼んだ不朽の名作です。
『何者』著:朝井リョウ
2013年に直木賞を受賞した朝井リョウさんの就活小説です。
自分を生き抜くために必要なことは、何なのか。この世界を組み変える力は、どこから生まれ来るのか。影を宿しながら光に向いて進む、就活大学生の自意識をリアルにあぶりだした作品です!そして、就活というビッグイベントを通して、さまざまな就活生の心の闇が徐々に明らかになっていくのが見どころです。
就活に関する雑誌や本を読んでみるのも良いですが、少し就活から離れた小説を読んでみるのもいいですよ!思わぬところで学びを深められるかもしれないので(*´▽`*)