こんにちは!いかがお過ごしでしょうか?
本日は「本屋大賞 2020」についてお話しします(*'▽')
では皆さん、本屋大賞は知っていますか??
今は本が売れない時代と言われています。そして出版市場は書籍、雑誌とも年々縮小傾向にあり、出版不況は出版社や取次だけではなく、書店にとっても死活問題です(´;ω;`)
その状況の中で、商品である本と、読者を最も知る立場にいる書店員が、売れる本を作っていく、ひいては出版業界を現場から盛り上げていくべきと考え、本屋大賞が生まれました!読書が好きな人の中には、毎年この発表を心待ちにしている人も多いのではないでしょうか?

ではどうやってその本は選ばれているの?と気になった方のために説明します('ω')ノ
この賞は、書店員の投票だけで選ばれる賞です。
新刊書の書店で働く書店員自身が過去一年間に読んだ本の中で「面白かった」「お客様にもぜひ薦めたい」「自分の店でも売りたい」と思った本を選び投票します。ちなみに1人が投票できるのは3作品までです!
また、この本屋大賞には発掘部門というものがあり、書店員が過去に出版された本の中で、時代を超えて残る本や、今読み返しても面白いと思った本を投票します。こちらで投票できるのは、1作品です(*^^)v
ここで、今年で17回を迎えた本屋大賞2020に注目してみましょう!!
一次投票には全国の477書店より書店員586人、二次投票では300書店、書店員358人もの投票がありました。ちなみに、ノミネート作品をすべて読んだ上でベスト3の投票があったそうです( ゚Д゚)
その結果、2020年本屋大賞に『流浪の月』著者:凪良ゆう(東京創元社)が決まりました!
その他の偉大な作品も同時に見ていくと、
2位は『ライオンのおやつ』著者:小川糸(ポプラ社)
3位は『線は、僕を描く』著者:砥上裕將(講談社)
となっています。
せっかくですので、今年大賞の『流浪の月』を軽く紹介します(*´▽`*)
気になった方はぜひ読んでみてください!
~あらすじ~
あなたと共にいることを、世界中の誰もが反対し、批判するはずだ。わたしを心配するからこそ、誰もがわたしの話に耳を傾けないだろう。
それでも文、わたしはあなたのそばにいたい―。
再会すべきではなかったかもしれない男女がもう一度出会ったとき、運命は周囲の人を巻き込みながら疾走を始める。
新しい人間関係への旅立ちを描き、実力派作家が遺憾なく本領を発揮した、息をのむ傑作小説。
今まで読書とは無縁の生活を送ってきた人の中には、いきなり本を読み始めることを難しく感じる人もいると思います。そんな人はまず先ほど紹介した『流浪の月』から読んでみるのはいかがでしょうか?最後になりますが、本屋大賞にノミネートされていない作品の中にも、良い作品はあふれています☆ぜひあなたのための一冊を見つけてみてください('ω')
https://www.hontai.or.jp/