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  • 広報局 重田

EB就活体験記[自己分析]笠間編

最終更新: 2018年9月11日



■今回のインタビュアー

・重田真吾

京都橘大学3回生。JEBA広報局。大学での就活ガイダンスに参加するようになり、自己分析が大切だと知る。自分のやりたいことが何なのか探索中。

 19卒(現4回生)の先輩方にお話を伺って、就職活動に関する様々なことを学びながら、これから就活を始めようという読者の学生の皆さんにも有益な情報をお届けしていくこのシリーズ。今月は就活において 自分に合う企業選びに不可欠な「自己分析」について伺っていきます。

 今回は笠間さんからお話を伺っていきたいと思います。


■取材に協力してくれる4回生

・笠間勇太郎

同志社大学4回生。JEBA実行委員長。教育やスポーツ関連の企業や人材系の企業を志望。現在就職活動を終了し、大学卒業後は内定をもらっている人材系の企業に就職予定。


ー自分を知ることが就活のすべての始まり。自分と向き合う大切な時間ー

重田:よろしくお願いします。初めに、笠間さんが思った自己分析での大事なこととは何でしょうか。


笠間:まず前提として、自己分析ができていないと面接で話すことができないというのがありました。それほど自己分析は大事なものだと思います。私の場合、3月のエントリーシート(以降ES)を書くことはできていましたが深掘りがまだまだだったことを覚えています。4,5月になってようやく自己分析の8割程度できるようになりました。もしかしたら今でも完璧ではないのかもしれないと思ってもいます。それくらい自分を知るのは難しいですが大事なことですね。


重田:確かにそうですね。自分にとことん向き合ってこそ見えてくるものもありそうですね。


笠間:はい。自分と向き合う中で性格面でも自分と相性が合う企業、合わない企業があると気づきました。本当にその企業、その業界が自分と相性が良いのかは自己分析の結果に立ち返って再確認していました。「自分が行きたい企業を見つける」というだけでなく「自分に合う企業を見つける」方向性で就活をすると就活がしやすいかなと思います。

重田:性格面が合う企業を見つけるという考え方は持っていませんでしたね。とても参考になります。その考え方になったのはいつ頃で、きっかけは何だったのですか。


笠間:3回生の3月から色んな企業を見ていったのでその時期ぐらいですね。もともと他の人の自己実現を助けたいという思いがありました。それを活かせるのが教育だと思っていました。なので、JEBAの母体でもあり、エデュバイト先のゴールフリーを経営している株式会社成基に就職するつもりで就活もしないつもりでいました。

しかし、社会を知らない大人が教育者をしていていいのかという思いは常に感じていました。様々な企業を知り、社会を知ってから教育者として活躍したいと思い、それから少しずつ気持ちが変わっていき、結局就活をすることに決め、自己分析も始めました。その自己分析で新しく気づいたこともあり、私にとっては軸を固める大きな要因になりました。

 今でも将来的には教育に携わりたいです。具体的には中高生向けの事業に携わりたいと思っていて、新規事業を自分で立ち上げたいなと思っています。それが自己分析の過程で浮かんできましたね。だからこそ、キャリアを積んで社会のことを、企業のことをよく知る必要があると気づけました。



重田:自分がこうしたいと思っていることでも、自己分析に立ち返ると新しい発見があるんですね。自己分析は自分のやりたいことや自己評価だったりして、基本的に現状の自分へのベクトルが向いていると思っていたので、新しい発見があるのは意外でした。


ー知らない自分のことも知っていくからこそ分かるものがあった。ー

笠間:あとは、自己分析は一人だけでやらないことをお勧めします。もちろん、一人でこんなことをしたいという大まかな枠組みは作るべきです。私の場合、それを元に面接練習なり自己分析を深掘りしていく段階で、自分の教室のコーチ全員に私の長所、短所や第一印象を書いてもらう用紙を作成し、書いてもらう、ということをしていました。


重田:それをして見えたものとか、気づいたことはありましたか。


笠間:はい、ありましたね。自分の欠点って見たくないものですよね。ですが、回収した用紙にはみんな長所や第一印象をしっかり書いてくれていただけでなく、短所についても忌憚なく意見を書いてくれていました。他人に意見をもらうことで自分の見えていなかった短所に気づくことができました。

 さらに、自分の短所を知るということは、長所を知るということ以上に大きなメリットがあると思います。自分の長所だけでなく、短所を認めてくれる企業の方が最終的に私に合った企業だと感じたからです。


重田:そうなんですね。就活って、自分の長所をバンバン売り出していくものだと思っていました・・・。


笠間:たしかにその側面は基本としてありますが、長所は売り出していっても他の人と被ってしまいますしね。それより短所を含めて自分を知ってもらうことで、自分が将来どんなことをしたいか、どんな人にどんな影響を与えたいかという自分の軸を伝えることの方を意識していました。


重田:なるほど、私がイメージしていた就活とは全く異なるものに思えてきましたね。笠間さんがそのような軸を固めるために利用したものなどはありましたか。



ー気づきがある環境が自分の強みや軸を作れるー

笠間:私は様々なものを利用していましたが、その中で一番自分の軸が固められたのはエデュバイトのOFF‐JTの一環である「喜感塾」でしたね。喜感塾では、自己分析の核となる将来したいこと、どんな人間になっていたいかということを一文で表した「パーソナルミッション」を考えます。そこでは、自分の考えだけでなく一緒に受講しているエデュバイト生の意見や担当してくれる社員さんなどの意見を入れながらパーソナルミッションを見つけられました。

 喜感塾でなくても周りの日ごろから一緒にいる人達、例えば大学の友達やアルバイトの仲間、見逃しちゃいけないのは親だったり、いろんな視点から見た自分を知るのが大事ですね。その一つとして「喜感塾」が流行ればいいですね。


重田:自分の軸を固めたくても自分ひとりで自己分析していると何か殻に閉じこもってしまいそうですしね。その分、喜感塾は初対面の人の意見も取り入れられて刺激になりそうですね。

 ここまでお話を伺って、今まで自分が思っていたこととかなり違ったのでふと疑問に思ったのですが、これらのことは企業の採用に本当に関係しているんでしょうか?


ー採用は企業との相性、企業が求める人材との違いは自分の軸を固めてないと見えない。ー

笠間:結論から言うと採用には繋がっていると思います。企業も人が関わっているものであり、組織なのでその業界、その企業によって色があります。個人の性格や思考するものが、その業界、企業と当っているかはそこに属している人から見るとよく分かります。身近な例でいうと、ある人を見て、自分の所属しているサークルやバイト先の雰囲気に合うか合わないかが分かりますよね。その感覚と似ていると思います。それが企業になるともっとハードルが上がり、その枠が狭くなっているイメージですね。企業ごとに求める人の基準が違っていたりするので対応するために自己分析をし、自分の軸をしっかり固めるべきですね。そうすると自分のことに対しての面接官の質問も的確に答えられるようにもなれますね。


重田:そんな日ごろからの感覚と似ているものがあったんですね。軸があるからこそ、自分のしたいことが話せるということでしょうか。


笠間:そうですね。私も、自分の軸が他の人の自己実現を助けたい、その対象が中高生、というようにはっきりと決まっていたことが自分のしたいことを明確に伝えられた要因ですね。


ー「自分がなりたいだけじゃない、誰に影響を与えるかまで考える。」ー

重田:なるほど。それが実感できたのはどんなことを通してですか。


笠間:集団面接のときにあった出来事で実感しましたね。ある人が海外で仕事をしたいと言っていました。確かにその人の言うことに筋は通っていました。でも、その面接のフィードバックの時間で面接官の方がおっしゃっていたことにすごく納得したんです。


重田:それは何だったんですか。


笠間:「自分がこうなりたいだけじゃダメだ。誰にどうなってほしいか、どんな影響を与えられるかが大事なんだよ。」この言葉ですね。このことで社会が求めているものがなんとなくですが分かった気がしました。面接官の方がおっしゃっていたことは喜感塾で得た考えでもあったのでより実感がありました。


重田:そんなことがあったんですか。喜感塾で得たものが就活に活きてくるんですね。


ー自分の軸で変わらず持っておくものと業界によって派生させるものの二つが必要。そのためにも自己分析は早め早めにー

笠間:自分の軸は普遍的に、どんな企業の選考でも変わらずに持っておいて、それと同時に事業の対象や社会全体ににどうなってほしいかを企業ごとに考えていくと、どんな企業にもアプローチの方向を合わせて話せると思います。自分の軸からどう派生していくかが大事ですね。


重田:自分の軸が決まっているというのは本当に大事なことなんですね。自分の軸は変えずに、社会へのアプローチの仕方を変えていくと、様々な企業に対応できそうですね。これから現3回生以下の人がやっておくといいと思うことはありますか。


笠間:3回生は夏のこの時期から自己分析すると、情報量、決断材料、企業を選ぶ嗅覚が身につくと思います。私自身、自己分析を始めるのが遅かったのでもっと早くからしておけばよかったと思っています。

 現3回生にはこの夏に自分の軸を見つけてほしいと思っています。喜感塾に行くのもとても刺激になると思います。学生同士で話すだけよりも社会人の視点が入った方が就活の軸は見つかりやすいです。また自分だけでは言語化できないことを言語化しやすくもなりますね。


重田:なるほど。就活においての自己分析の重要さ、自分の軸を持つことがどれだけ大事かとてもよく分かりました。笠間さん、貴重なお話をありがとうございました。


笠間:こちらこそありがとうございました。