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株式会社成基 田中大貴さん

最終更新: 2019年6月10日

■田中大貴さん

株式会社成基入社。自身が通った個別塾の経験から楽しい環境を作りたいという思いで塾講師を始める。2度のプロジェクトリーダーを経験しエデュバイトグランプリ出場を目指す。2018年度JEBA学生実行委員会 企画運営局の局長を務め、エデュバイトグランプリ2018を統括する。現在は東進衛星予備校二条駅前校で勤務中。



プロジェクトリーダーには統率力と計画性が不可欠


田中さんはエデュバイトグランプリ出場を目指していたとお聞きしましたが、エデュバイトプロジェクトはいつ頃から取り組まれたんですか?





塾講師を始めた頃は、まず絶対的に授業に力を入れてましたね。個別塾なので 個々の性格や学力に応じて関わり方を変えていました。私自身、

楽しんで学んでほしいという気持ちが強くあったので。プロジェクトで

問題解決や教室運営に注力し始めたのは3回生からですね。プロジェクトで目標数値を達成出来るように目的意識は強く持っていました。



そうなんですね!田中さんが3回生の時に初めてお会いした時、「僕は

エデュバイトグランプリを変えたいです!」という意気込みがすごかったので、てっきり1回生からプロジェクトに取り組んでおられたのかと思っていいました。



 1.2回生の時はあんまりプロジェクトに参加してなかったくらいでしたね。正直、エデュバイトグランプリにも行けていませんでした。





そうなんですか。プロジェクトはどんなことをやっておられたんですか?






 私はプロジェクトリーダーを2回経験しました。1回目は受験生の進路決定をサポートするプロジェクトでした。志望校対策のためにも夏までに進路決定をしてほしいと思っていたのですが、プロジェクトを始める5月時点で多くの生徒が志望校を決めれていなかったんです。

 さらに、個別塾なので相談はいつも固定のコーチにすることが多く、いろんな人の多角的な意見を聞けた方がいいのではないかという思いから進路相談会を開催しました。この進路相談会では模試を解答→採点→将来の目標を踏まえての相談という流れで進め、成績見ながらその子が本当にしたいことについての話をしましたね。

 2回目のプロジェクトでは広報活動をしました。教室の生徒数が少なく、今まで外部に発信する機会がなかったことに気づいたんです。それを以てInstagramの開設をしたりしましたね。



 そうなんですね。JEBAでもInstagram始めたところで、ぜひ教室のアカウントを参考にさせていただきたいです。どんな広報活動をされたんですか?



 Instagramでコーチからのメッセージを載せるなどの取り組みをしていました。ですが、私が上手くスケジューリング出来なかった上に他のコーチに仕事を頼むことも出来なかったので、思っていた程充実させられなかったです。



 残念な結果だったんですね。この2回のプロジェクトを通してどのようなことを学ばれましたか?





 1回目の時は3回生になって初めてのプロジェクトだったこともあり、私はどうしても数値目標を達成したい、結果を出したいというところにこだわっていました。予選から勝ち抜いて「エデュバイトグランプリに出たい!」という気持ちがすごくありましたね。しかし、そこに意識しすぎたためチームとして統率が取ることが出来ませんでした。他のメンバーの教室を良くしたいというう思いを大切に出来ていなかったと感じています。このことから1回目のプロジェクトでは、エデュバイトは自己成長のためにあるものですが、自己成長を意識しすぎるのではなくメンバー全員が納得して進めていくことが大切だということに気づきましたね。自分の思いを全面に出してしまうとなかなか統率は取れないです。



 一人では問題解決出来ないですもんね。2回目のプロジェクトはどうだったんですか?





 2回目は1回目失敗したことを出来る限り活かそうと思い取り組んだのですが、今度はみんなに迎合しすぎてリーダーシップを取れずみんなと同じ位置にいてしまいました。難しいですね。でもやはり2回のプロジェクトリーダー経験から、プロジェクトは学校や課外活動もある中での運営なので協力することが一番大切だと思います。そもそも自分が週5日間バイトに入ってる訳ではないので、いかに周りの協力を得ていくか、ですね。



 プロジェクトリーダーは、リーダーシップを取りつつメンバーが主体的に関われるようにする必要があるということですね。田中さんの2回目のプロジェクトではスケジューリングが難しかったようですが、忙しいけどやってみたい!という人がいたらどのように進めますか?




 プロジェクトは忙しくても絶対的に出来ます。むしろ、忙しい人こそ大きく成長出来るかもしれません。自分が忙しくて出来ない仕事がある時にどうやって周りに協力してもらうか考えることが大切です。

 もちろん、全て一人で教室の問題解決をしても能力が広がる面で自己成長にはなりますが、忙しい中で他人と協力して仕事をやっていくことがエデュバイトのの成長の根源だと考えています。




 なるほど。忙しい人にもぜひ挑戦してほしいですよね。プロジェクトの計画段階でのアドバイスはありますか?





 計画は余裕を持ってというのが大前提です。さらに、計画段階でメンバーに共有し相談しておくと進めやすいと思いますね。「今月○○します。」という共有の仕方をしていると、他のメンバーからすると何のためにやるのかわからないというのがよくあるパターンだと思います。それを防ぐために計画段階で「○○という意図を持って3か月間○○をやります。そして、3か月後には○○な成果を得たいと思ってます。だから、今月は○○をします。」というように最終目標をしっかりと共有したほうが良いですね。




 私の教室もまさにこんな感じになったことがあります。計画の共有はまとまっていないと伝えるのは難しいですし、先輩と話す時間を十分に取れないとそのまま進んでしまう教室も多いのではないかと思います。準備がかなり大事ですよね。



そうですね。







大学生活で得られた力は物事を逆算して考える力 



 プロジェクトリーダーやJEBAを通して大学でどのような力を得られたと感じますか?





 今もまだ学んでいる最中ですが、一番は物事を逆算して考える力がついたと思います。今までは「今日は何しよう。」と考えていたのですが、まず意図目的を決め、得たい結果を明確にし、そこから具体的なタスクを考える。というように順序立てて考える力がつきましたね。



 さすがですね。メンバーに目的を共有しても仕事に取り組んでいる間に目的を見失うこともあると思うのですが、どのように確認していましたか?




 まず仕事を依頼する時に必ず目的を付け加えて説明をするようにしていましたね。「これやって。」「これ作って。」とかだけではなく、「こういう目的のためにこのようなものを作ってほしい。」と説明するようにしていました。

     私が出来てたのはここまでなのですが、お願いしたタスクをこなしてくれた時 に、「これで僕が言ってた目的は達成されてる?」という質問は投げかけるとさらに質の高いものを作成することができたのかなと思います。



確かに目的を何度も確認することは大事ですね。






 どうしても「このような目的のために○○をやってください。」とお願いする と、「○○をやってください。」というところに目がいってしまう人が多いと思います。間違ったことではないのですが、根源の何のためにという意図目的から外れてしまうことがあるんだろうなと思いますね。



 そうすると、タスクのお願いの仕方や文章の送り方にも関わってきますね。





 そうですね。文面でタスクを依頼する時には送り方に十分注意する必要があると思います。





 社会人になってプロジェクトやJEBAの経験が活かされたと思う時はありましたか?





 現在は、何事にも目的意識を持って参加し続けています。入社した当初は研修が多かったのですが、研修の知識をただ吸収するだけではなくこれを以てどんな結果を出したいかを考えるようにしていました。得たい結果をイメージし、そのためにはどのような教室運営が必要か、そしてその運営をするためには今の研修が必要。というように考え、最終的な自分の在り方を想像して研修を受けるようにしましたね。研修は長いものも多く、知識を入れるだけでは集中が続かないこともあります。しかし、最終的に自分が描いている目的像を達成するためと思えば、吸収力もアップするので常に意識して受けるようにはしていますね。



 その考えは素敵ですね。私も大学のどのような授業でも最終目標までの過程として捉えて受けてみようと思います。





そうですね。大学の授業で目的意識を持てたら素晴らしいです。








新たな立場から見るエデュバイト



 4月から社会人になってエデュバイトを客観的に見る立場になったと思うのですが、今までと変わった視点はありますか?





 研修を受けてから、以前に比べて生徒が合格するためにというベクトルをより持てるようになりました。しかし、それを突き詰めていくともしかしたらエデュバイトの主旨が変わってくるのかなと思うこともあります。エデュバイトは自己成長のためですが、生徒のためにやっていく中で自己成長もあるのかなと思うんです。エデュバイトを取り組んだ結果、成長出来たら良いのかなとも思います。



 エデュバイトにまだ主体的に取り組めていない人も生徒への愛は深く持っているはずなので、「生徒のために」という考え方は私たちJEBAももう少し意識する必要があるのかもしれないですね。




 そうですね。生徒のためでも自己成長のためでも、まずはみんながプロジェクトに参加して、協力しあうところからスタートする必要があります。さらに、プロジェクトに関わったメンバー全員が成長するというのが一番良いですかね。



そうですね。田中さん自身はエデュバイトをどのように考えておられますか?





 社会人になってまだ少ししか経っていないですが、私はエデュバイトを経験したたおかげで今の自分があると思っています。過去の自分と比べるとすごく成長できました。学生の時は漠然とエデュバイトは社会に出た時に必要な力になると聞いていましたが、いざ社会人になると本当にこの力が必要だったんだなとすごく実感できますね。そういう意味で、社会人になってエデュバイトは自分のためになるもの、成長できるもの、学生のためになるものだなと気付けました。



 やはり、エデュバイトの経験は貴重なものなのですね。ここまでエデュバイトについてたくさんお聞きしましたが、最後に学生時代全体を通して積んでおいた方がいいと思う経験を教えてください。




 とりあえずたくさんのことに取り組んでほしいですね。バイトで言うと、塾のバイトも大切だと思うしエデュバイトも良いと思いますが、私は何でも比較対象があった方が良いと思っています。なので、エデュバイト以外の他のバイトをすることも一方の良さを理解するための手段だと思います。

 そして、リーダーポジションなど、サークルの部長になれるチャンスがあればぜひ挑戦してほしいです。大学生は挙手してリーダーになれるチャンスが誰にでもあると思うんです。しかし、社会人になると意欲だけで部長になることは出来ないですし、実力が関わってきます。そんな時に学生時代の経験が大事になります。自分の中でリーダー像があると強いですね。そうすると社会人になった時にリーダーポジションに選ばれるチャンスが増えると思います。



 なるほど。ありがとうございます。どんな形であれリーダーポジションの経験が大切ということですね。田中さんにお話を聞けて新たな視野が広がった気がします。本日はインタビューありがとうございました。




 こちらこそ、ありがとうございました。