SPI解答編9
5/17~~5/22で出していたSPIの問題の解答編を公開します!!ぜひ答え合わせしてみてください~

問題1
空の水槽をいっぱいにするのにA管1本で16分かかり、B管1本で24分かかります。この水槽をいっぱいにするには、A管2本とB管2本で何分何秒かかるでしょうか?
答え1
4分48秒
解説1
空の水槽にいっぱい水が入った状態を1とします。
A管1本では空の水槽をいっぱいにする時、16分かかるので、1分で入る水の量は1/16になります。また、B管1本で空の水槽をいっぱいにする時には24分かかるので、1分で入る水の量は1/24になります。
A管2本ということは1分で入る水の量は
1/16×2=2/16=1/8
1/8です。
B管2本で1分に入る水の量は
1/24×2=2/24=1/12
1/12です。
A管2本とB管2本で1分に入る水の量は
1/8+1/12
=3/24+2/24
=5/24
5/24になります。
空の水槽がA管2本とB管2本でいっぱいにするのにかかる時間は、
1÷5/24=24/5=4と4/5
つまり、4分と4/5分かかることになります。
4/5分を秒にするため、1分は60秒なので、
4/5×60=48
よって、4/5分は48秒ということになります。
したがって、水槽をいっぱいにするのにA管2本とB管2本で4分48秒かかります。
問題2
定価5900円の商品を1割引きで売りました。その時の売値は何円でしょうか?
答え2
5310円
解説2
1割引きで売ったということは、小数で表すと0.1なので、
1-0.1=0.9
よって、売値は
5900×0.9=5310
したがって、1割引きした時の売値は5310円になります。
問題3
旅行に行くために旅行代金の支払い額の30%を頭金に支払いました。その後、残りを5回払いにする時、1回分の支払い額は全体のいくら分になるでしょうか?ただし利息はかからないものとします。
答え3
7/50
解説3
旅行代金全てを1とします。そのうちの30%を支払ったということなので、
1-30/100
=1-3/10
=7/10
残りの支払額は7/10になります。
あとの残りを5回払いにするので、1回分の支払い額は
7/10÷5
7/10×1/5
=7/50
7/50になります。
よって、1回分の支払額は全体の7/50になります。
問題4
10本のくじが入っている箱があります。このうち3本は当たりくじで、7本ははずれくじになっています。このくじを2本引く時に、1本目は当たりくじで2本目ははずれくじを引く確率は何でしょうか?この問題では引いたくじを戻すものとします。
答え4
21/100
解説4
まず1本目に当たりくじを引くということで、10本のうち3本が当たりくじなので、その確率は
3/10
となります。
2本目ははずれくじを引くのですが、1本目の引いたくじも戻すので、10本のうちの7本がはずれくじでその確率は
7/10
となります。
よって、
3/10×7/10=21/100
したがって、1本目は当たりくじで2本目ははずれくじを引く確率は21/100になります。
問題5
ある委員会のメンバーである7人の中から委員長を1人と副委員長を2人選びます。その選ぶ方法は何通りありますか?
答え5
210通り
解説5
委員長1人と副委員長2人を選ぶので、7人から3人を選ぶということになります。
よって、委員長を1人、副委員長を2人選ぶ方法は
₇P₃
=7×6×5
=210
210通りになります。
※Pを使うときは、順列の問題の場合です。順列の問題は、異なるn個の中からr個を選んで 一列に並べることです。(今回の問題ではnは7でrは3です。)また、順番をつける場合 もPを使います。
上記の問題では一列に並べる問題ではないのですが、まず7人の中から委員長を1人選び、その次に6人の中から副委員長を1人、最後は5人の中から副委員長を選ぶという形です。この問題は7人の中から1人ずつ減っていくので、順番をつけるような感じで似ているということがわかります。